ゴム・紐を絡まないように収納する方法|巻き方とケースの選び方

ゴム・紐を絡まないように収納する方法|巻き方とケースの選び方
ゴム・紐を絡まないように収納する方法|巻き方とケースの選び方
収納・作業環境

洋裁やハンドメイドで使うゴムや紐は、少しずつ余ったものを引き出しに入れているうちに、端がほどけて絡まりやすくなります。使いたい長さを取り出せず、ほどく作業に時間がかかった経験がある方も多いのではないでしょうか。

ゴム・紐を絡まないように収納するには、種類ごとに分け、伸ばさずゆるく巻き、端を固定するのが基本です。ただし、平ゴムと丸ゴム、伸びない紐では扱いやすい方法が異なります。この記事では、家にあるものでできる整理術から収納ケースの選び方、ゴムを傷めない保管方法まで具体的に紹介します。

  1. ゴム・紐を絡まないように収納するなら、1種類ずつゆるく巻くのが基本
    1. 絡まりの原因は「端が自由に動くこと」と「種類の混在」
    2. ゴムは引っ張りながら巻かず、自然な長さでまとめる
    3. まず「使う頻度」「幅・太さ」「残りの長さ」で分類する
  2. 平ゴム・丸ゴム・伸びない紐では巻き方を変える
    1. 平ゴム・織ゴムは幅のある台紙へ平らに巻く
    2. 丸ゴム・細いゴム紐は大きめの輪か小型ボビンで整理する
    3. 伸びない紐やコードはねじれを戻してから巻く
    4. 細切れの余りは「巻く」より「長さ別の小分け」が便利
  3. 絡まない収納に便利な道具は巻き板・ボビン・仕切りケース
    1. 巻き板は平ゴムの厚みと幅に合わせて選ぶ
    2. ボビン型は細い紐を頻繁に出し入れする人向け
    3. 仕切りケースは種類の多い家庭に向いている
    4. 袋とファイルは少量・短い余りの収納に向いている
  4. 100均の道具や家にあるもので作る、絡まない収納の手順
    1. 厚紙で巻き板を作り、角を丸くして使う
    2. 巻いた束をケースへ立て、ラベルを正面に向ける
    3. ラベルの基準を統一し、使った後の戻し先を決める
  5. ゴムを劣化させない保管場所と、避けたい収納方法
    1. 直射日光・高温多湿を避け、風通しも意識する
    2. 強い結束・小さすぎる巻き芯・針留めは避ける
    3. 使う前に伸び戻りと表面の状態を確認する
  6. 使い方に合わせた収納の選び方|量・作業場所・用途で判断
    1. たまに洋裁をする人は、小袋と巻き板の組み合わせで十分
    2. ゴムの種類が多い人は、仕切りケースで在庫を見える化する
    3. 持ち運ぶ人はフタの確実さと束の固定方法を重視する
    4. 裁断済みのゴムは「用途別セット」にすると作業が早い
  7. ゴム・紐の収納でよくある疑問
    1. すでに絡まったゴムや紐は、どこからほどけばよい?
    2. 絡まないようにするには、紐を結んで留めてもよい?
    3. 何メートルもあるゴムは買ったときの巻きのままでよい?
    4. 収納容器は透明タイプと不透明タイプのどちらがよい?
  8. ゴム・紐を絡まないように収納するためのまとめ

ゴム・紐を絡まないように収納するなら、1種類ずつゆるく巻くのが基本

結論からいうと、ゴムや紐は複数本をまとめず、1種類ずつ巻いて端を留め、仕切って収納するのが扱いやすい方法です。きれいに巻くことだけを意識するのではなく、必要な分だけ取り出せて、使い終わったら同じ場所に戻せることが重要です。

絡まりの原因は「端が自由に動くこと」と「種類の混在」

使いかけのゴムや紐を一つの袋へまとめて入れると、長い端が隣の素材に入り込み、取り出す際に一緒に引っ張られます。細い丸ゴムや滑りやすい化繊のコードは、とくに複数本が交差しやすい素材です。

収納の目的は、複雑な結び目を上手に作ることではありません。ひとつの束から出る端を最小限にして、別の束と接触しにくくすることです。短いものを混ぜる場合も、色や太さが同じという理由だけで一緒にせず、必要に応じて長さ別に分けると探しやすくなります。

最初にすべてを完璧に整理しなくても大丈夫です。よく使うゴムだけを取り出し、ほどいて巻き直すだけでも、その後の作業で混乱しにくくなります。

ゴムは引っ張りながら巻かず、自然な長さでまとめる

ゴムの収納で見落としやすいのが、巻くときの力加減です。小さな板にきつく巻けば収納量は増えますが、ゴムには常に引っ張る力がかかります。細いゴムが板の角に強く当たる状態も避けたいところです。

そこで、巻き始めにゴムを引っ張らず、幅に合った大きさの台紙へゆるく重ねます。巻き終わりは軽く差し込むか、台紙に切り込みを作って固定します。セロハンテープをゴム本体へ直接貼る方法は、粘着剤が残ることがあるためおすすめしません。

収納してから輪がきつく締まって見える場合は、少しほどいて巻き直しましょう。ゴムを長く使うには、絡まり防止と同じくらい無理な変形を避けることが大切です。

まず「使う頻度」「幅・太さ」「残りの長さ」で分類する

分類を細かくしすぎると戻すのが面倒になるため、最初は三つの情報を確認します。一つ目は日常的に使うかどうか、二つ目は幅や太さ、三つ目は残りの長さです。色は種類が多い場合に追加する程度でも十分です。

たとえばウエスト用の平ゴムとマスク用の細い丸ゴムは、同じ白色でも用途や必要な長さが違います。別の場所へ分けたほうが、購入済みの材料を使い忘れる失敗も減らせます。

収納の基本は「1種類1束・端を固定・ラベルを付ける」の3点です。道具を買い足す前に、この3点をそろえるだけでも整理しやすくなります。

平ゴム・丸ゴム・伸びない紐では巻き方を変える

ゴム紐と一口にいっても、平たいテープ状のもの、断面が丸いもの、伸縮しない紐では特徴が異なります。川村製紐工業の製品紹介でも平ゴム・丸ゴム・織ゴム・紐が種類ごとに分けられており、それぞれの形に合った収納を考えると無理がありません。

平ゴム・織ゴムは幅のある台紙へ平らに巻く

洋服のウエストや袖口に使う平ゴムは、折れ曲がりやねじれを作らず、平らな状態で巻くのがおすすめです。厚紙やプラスチック製の巻き板を使い、同じ場所にゴムが集中しすぎないように重ねていきます。

幅広の織ゴムを小さな糸巻きへ押し込むと、端がめくれたり折り目が残ったりしやすくなります。巻き板はゴムの幅より十分広く、両端がはみ出さないサイズを選びましょう。残りが短い場合は無理に巻かず、ゆるく折りたたんで小袋に入れる方法も便利です。

幅が似ているゴムは、見た目だけで区別しにくいことがあります。「幅20mm・ウエスト用」など、台紙に用途と寸法を書いておくと、作業前の計り直しを減らせます。

丸ゴム・細いゴム紐は大きめの輪か小型ボビンで整理する

丸ゴムは平ゴムに比べると細いため、小型ボビンや巻き板へ収めやすい素材です。ただし、伸縮するゴムを強く引きながら巻くと、細い部分へ力が集中するため、巻く際は自然な長さを保ちます。

数十センチから数メートル程度の使いかけなら、指に軽く巻き付けてできた輪をゆるく外し、紙帯や面ファスナーで束ねる方法でも整理できます。固定具は締めすぎないことがポイントです。細いヘアゴムで何重にも縛ると、束自体に跡が付くことがあります。

色数が多い細い素材には、区切りのあるボビン型収納が便利です。一方、丸ゴムの太さや硬さによってはボビンに収まりにくいので、巻く前に大きさを確認しましょう。

伸びない紐やコードはねじれを戻してから巻く

巾着袋の紐、持ち手用のコード、綿の組紐など、伸びない紐はゴムほど引っ張りによる伸長を気にしなくてもよい反面、長さが増えるとねじれが残ることがあります。巻き始めに端から端まで軽く伸ばし、目立つねじれをほどいてから整理すると扱いやすくなります。

長い紐を手にぐるぐる巻いたまま抜き取ると、束を引き出したときに輪が重なってしまう場合があります。薄い巻き板に整然と巻くか、大きめの輪を作って数か所を緩く留めると、取り出す順番がわかりやすくなります。

太めの紐は、小さなボビンに無理に収めないことも大切です。素材が硬く、巻きぐせが気になる場合は、少し大きな輪にして平置きする方法を選んでください。

細切れの余りは「巻く」より「長さ別の小分け」が便利

10〜30cm程度の短いゴムや紐は、巻き板に何周も巻くことができません。長さの短い素材を無理にひと束にすると、結局探すときに全部取り出すことになります。そんな場合は、種類と長さの目安を記した小袋に1本ずつ入れ、袋を立てて収納すると便利です。

作品から切り落とした細切れを残す際は、「使う予定が具体的にあるか」を判断します。短すぎて利用場面を思い浮かべられないものまで保管すると、収納容器だけが増えてしまいがちです。

バッグのループや小物の飾りに使える長さなら残し、用途が限られるものは保管数を決めると、材料が増え続けるのを防ぎやすくなります。

絡まない収納に便利な道具は巻き板・ボビン・仕切りケース

収納用品は高価なものが必要なわけではありません。ただし、材料の量や幅に合わないものを選ぶと、整理しても取り出しにくくなります。ここでは四つの方法を比較します。

収納方法 向いている素材 主な利点 注意点
巻き板・糸巻きカード 平ゴム、リボン、細い紐 形がそろい立てて探しやすい 小さすぎる板やきつい巻き方は避ける
小型ボビン 細い丸紐、刺しゅう糸など 端を管理しやすく持ち運びやすい 幅広ゴムや太い紐には不向き
仕切り付きケース 巻いたゴムや複数種類の紐 混ざりにくく一覧できる 仕切り幅と収納物の大きさを確認
小袋・ファイル 短い余り、少量の素材 安価でラベルを付けやすい 詰め込みすぎや湿気に注意

巻き板は平ゴムの厚みと幅に合わせて選ぶ

平ゴムを収納するなら、まず巻き板が候補になります。板状なので引き出しへ立てたり、横に並べたりしやすく、使いかけの長さを見比べやすいことが特徴です。専用品のほか、厚紙を切って代用する方法もあります。

クロバーのすずらん 糸巻きカードは、メーカーが刺しゅう糸だけでなくレースやリボンにも使えると案内しています。ただし、これはゴム専用の商品ではありません。幅広い平ゴムや長尺のゴムでは台紙の寸法と強度を優先して選びましょう。

材料が少ないなら自作で十分です。形をそろえたい方は、Amazonで糸巻きカードを調べると市販の大きさを比較してみてください。

ボビン型は細い紐を頻繁に出し入れする人向け

ボビン型の収納具は、糸や細い紐の端をまとめたまま扱いやすいことが魅力です。クロバーの糸まきボビン(商品番号55-282)は、刺しゅう糸やリボン、組紐などの収納にも使える製品として紹介されています。公式の本体サイズは直径約62mm、厚み約12mmです。

ただし、説明されている用途は糸やリボンなどであり、あらゆるゴム紐に適合することを意味するものではありません。ゴムの太さや巻き量によっては蓋が閉まらず、無理に入れると素材に負担がかかります。

細い手芸素材が中心で、途中の長さを少しずつ引き出したい方には候補になります。Amazonでクロバーの糸まきボビンを調べる際は、商品番号まで確認すると探しやすくなります。

仕切りケースは種類の多い家庭に向いている

平ゴム・丸ゴム・巾着用の紐などを複数持っているなら、仕切りケースを使うと素材同士が接触しにくくなります。巻いた束を種類ごとに区画へ入れれば、引き出しを開けたときに在庫が一目でわかります。

ここで気を付けたいのは、ケースの外寸よりも内側の仕切りサイズです。巻き板の幅や束の厚みに合っていないと、せっかく巻いたゴムを押しつぶすことになります。仕切りが取り外せるタイプなら、幅広の平ゴムと小型ボビンを分けて入れられます。

多くの素材を一度に管理したい場合は、Amazonで手芸用の仕切り収納ケースを調べると、内寸や可動式仕切りの有無を比較すると選びやすいでしょう。

袋とファイルは少量・短い余りの収納に向いている

ゴムや紐が少しずつしか残っていない場合、巻き板を大量に用意する必要はありません。小袋に1種類ずつ入れ、ラベルを見える位置に貼ってファイルケースに立てれば、少量でも種類が混ざりにくくなります。

ただし、袋に素材をぎゅうぎゅうに詰めたり、濡れた材料をそのまま長期保管したりするのは避けてください。ゴムの素材によっては湿気や高温が劣化を早めるため、袋の種類以上に保管環境の管理が大切です。

袋収納なら容器を統一しやすく、材料を使い切ったときに空いた袋だけ外せます。頻繁に増減する少量の材料には、固定された区画より融通が利く方法です。

100均の道具や家にあるもので作る、絡まない収納の手順

最初から専用の収納用品を買いそろえなくても、厚紙・小袋・ケースを組み合わせれば実用的な整理ができます。ここでは、家にある材料でも取り組みやすい順番を紹介します。

厚紙で巻き板を作り、角を丸くして使う

不要な厚紙を、収納するゴムの幅より大きな長方形に切ります。板の上下に浅いくぼみを作ると巻いた素材が滑り落ちにくくなります。ゴムに触れる部分は尖った角が残らないように丸くし、ざらつきがあれば薄い紙を重ねて整えましょう。

巻くときは素材を引っ張らず、上下のくぼみへゆっくり重ねます。最後の端は板の一部に作った細い切り込みへ軽く差し込むか、紙帯で留めます。ゴム自体をホチキスで留めたり、針を刺したりする方法は傷の原因になるため避けてください。

紙製は安く作れますが、湿気で反りやすく、何度も使うと角が傷みます。劣化した台紙は交換し、長く使いたい場合は市販の樹脂製巻き板も検討するとよいでしょう。

巻いた束をケースへ立て、ラベルを正面に向ける

巻き板ができたら、引き出しや仕切り付きケースに立てて入れます。重ねて置くと下の素材が見えず、探すたびに全部出すことになります。余裕のある幅を確保し、上から見て種類が読めるようにラベルを貼っておくと便利です。

ラベルには「種類・幅・色・長さの目安」を書きます。たとえば「織ゴム/25mm/黒/約2m」のようにしておけば、作業前に使えるかどうか判断しやすくなります。残りの長さが不明なら「約」を付けるか、長さ欄を空けても構いません。

透明ケースは中身を見分けやすいものの、光が当たる棚で保管する場合は中身を直射日光から守る工夫も必要です。置き場所に合わせて使い分けましょう。

ラベルの基準を統一し、使った後の戻し先を決める

整理した直後はきれいでも、使うたびに別の場所へ戻してしまうと、また絡まりやすくなります。そのため、使う頻度の高い素材は取り出しやすい手前に置き、「使いかけはここ」という収納場所を決めておきます。

市販品のパッケージには幅・長さ・材質などが書かれていることがあるため、捨てる前に必要な情報を台紙へ写しましょう。名称だけでは判断しにくいものは、購入時の品番や用途も記載しておくと、同じ材料を買い足す際に役立ちます。

使い終わったら残りを軽く巻き直して戻す、という作業を習慣にすれば、大掛かりな整理を何度もする必要が少なくなります。

最初の整理で必要なのは、厚紙・はさみ・ラベル・仕切り容器程度です。100均で探す場合も、素材に直接触れる部分の鋭さやケース内寸を確認してください。

ゴムを劣化させない保管場所と、避けたい収納方法

絡まないことだけに注目して、ゴムをきつく巻いたり暑い場所へ置いたりすると、使いたいときに伸縮性が落ちていることがあります。見た目が整うことと、素材にやさしい保管であることは分けて考えましょう。

直射日光・高温多湿を避け、風通しも意識する

ポリウレタン繊維を含む製品について、パールイズミの案内では湿気、紫外線、高温などが劣化に関係すると説明しています。また、石垣ゴム工業の保管案内でも、日光や高温多湿、不要な変形を避けることが基本とされています。

これらは洋裁用ゴムすべての保存期間を示した情報ではありませんが、収納場所を選ぶうえで参考になります。窓際、夏場に暑くなる車内、暖房器具の近くは避け、室内の比較的涼しく乾いた場所で管理するのが無難です。

湿気を防ごうと密閉袋に詰め込みすぎるより、素材やメーカーの表示を確認し、清潔で乾いた状態で保管してください。

強い結束・小さすぎる巻き芯・針留めは避ける

収納スペースを減らすためにゴムをぎゅっと縛ると、その部分だけ圧迫されます。複数回きつく結んだ状態では、使うときに結び目をほどく手間も生まれます。ゴムでゴムを強く束ねる方法も、保管用としては控えたほうがよいでしょう。

巻き板の角が鋭いもの、巻き径が極端に小さいもの、素材がはみ出して押しつぶされる容器も避けたい例です。巻き終わりを針やホチキスで固定する方法は、繊維やゴムを傷つけるおそれがあります。

固定するなら紙帯や巻き板の切り込みを使い、簡単に外せる状態にします。収納が少し大きくなっても、素材への負担を減らせる大きさを優先してください。

使う前に伸び戻りと表面の状態を確認する

長く保管したゴムは、外見だけでは使えるかどうか判断しにくい場合があります。作品に縫い込む前に短い部分をゆっくり伸ばし、自然に戻るか、表面が割れていないか、べたつきや硬化がないかを確かめてください。

強く引っ張らないと伸びない、伸ばしたまま戻りにくい、表面がぽろぽろ崩れるような場合は、目立たない箇所の試用で済ませず、新しい材料への交換を検討します。とくに衣類のウエストなど、使用中に伸縮が必要な場所では品質が重要です。

古いものから順に使う管理も効果的です。購入時期がわかる場合はラベルへ年月を書き、新しい材料を奥、古い材料を手前に置くと在庫の重複も減らせます。

ゴムの伸びや戻りが明らかに悪い場合は、収納し直しても性能が元に戻るとは限りません。衣類や身につける小物に使う前に状態を確認してください。

使い方に合わせた収納の選び方|量・作業場所・用途で判断

すべての人に同じ収納ケースが向いているわけではありません。ゴムの本数、作業場所、使用する頻度によって、便利な方法は変わります。

たまに洋裁をする人は、小袋と巻き板の組み合わせで十分

年に数回、衣類の裾直しや巾着作りをする程度なら、専用ボビンを大量に買う必要はありません。よく使う平ゴムだけ巻き板にし、それ以外の余りは長さ別に小袋へまとめておけば、管理の手間も増えにくいでしょう。

この場合は、収納用品の数を最小限にすることが大切です。使う予定のない短い端切れまで残し続けるより、直近で使える材料をひと目で把握できる状態を優先します。

小袋やケースが足りなければ、Amazonで小分け収納袋を調べる際に、出し入れする回数や収納場所に合う大きさを比較すると無駄がありません。

ゴムの種類が多い人は、仕切りケースで在庫を見える化する

子ども服、小物、バッグなどを継続的に作る場合は、平ゴムの幅も丸ゴムの太さも増えていきます。似た材料が多いほど、外観だけで判断せず、種類と寸法をラベルで管理することが重要になります。

仕切りケースへ収納する場合は、「平ゴム」「丸ゴム」「伸びない紐」といった大きな区分を作り、その中を用途や幅で並べる方法がわかりやすいでしょう。細かい分類を増やしすぎず、探す順番を固定しておくのがコツです。

同じゴムを複数購入しやすい方は、使いかけと未開封品を分けると残量も把握しやすくなります。購入前に手持ちを確認できることは、収納の実用的なメリットです。

持ち運ぶ人はフタの確実さと束の固定方法を重視する

手芸教室や外出先へ材料を持っていくなら、収納時だけでなく移動中に中身が混ざらないことも大切です。ケースを傾けたときに仕切りを越えて飛び出す小さな束や、フタとの隙間が大きい容器には注意してください。

細い紐なら端を固定できる小型ボビン、幅広のゴムならしっかり巻いた板を個別のポケットへ入れる方法が考えられます。硬い留め具が材料を押さえつけないかも確認しましょう。

必要な分だけ持ち運び、残りは自宅に置くと荷物が軽くなります。外出先で使う道具まで全部持ち運ぶ必要があるか、一度見直すとケース選びもしやすくなります。

裁断済みのゴムは「用途別セット」にすると作業が早い

作品のサイズに合わせて裁断したゴムは、長尺の材料と同じ場所へ戻すと長さが分からなくなりがちです。たとえば「子ども服の袖口用2本」「巾着口用2本」など、作るものごとにセットにすると、次の作業で探す時間を減らせます。

セットの袋には作品名と裁断寸法を書き、必要に応じて左右や前後などの区別も付けます。ただし、ゴムを細く巻き込んだり、きつい結び目を作ったりする必要はありません。使用日が近い場合も、軽くたたんで扱える状態にしておきます。

未裁断の在庫と裁断済みのパーツを分けるのは、小さな工夫ですが、材料の取り違えを防ぐためには効果的です。

ゴム・紐の収納でよくある疑問

整理を始めると、巻く長さや結び方、すでに絡まっているものの扱いなど、細かな疑問が出てきます。迷いやすい点をまとめました。

すでに絡まったゴムや紐は、どこからほどけばよい?

絡まった束を勢いよく引くと、さらに結び目が締まったりゴムが伸びたりすることがあります。まず作業台へ広げ、端が見える素材からゆっくり分けます。輪が重なっているだけなら、結び目を無理に引き抜かず、輪の内側へ端を戻してほどきます。

どうしても取れない細い紐は、指先で結び目を少しずつ緩めます。先の尖った道具を使う場合は、ゴムの繊維を傷つけないよう十分注意してください。ほどいた後は同じ状態に戻さず、1種類ずつ巻き直しましょう。

傷みのある古いゴムを無理に救済するより、用途と必要な長さを踏まえて交換を選ぶほうが安心な場合もあります。

絡まないようにするには、紐を結んで留めてもよい?

伸びない紐を短期間まとめるだけなら、ほどきやすい軽い結び方も選択肢です。ただし、固い結び目を作ると、使用するときにほどきにくくなったり跡が残ったりします。細い紐は結び目が小さく締まりやすいため、巻き板や紙帯で留めるほうが扱いやすいでしょう。

ゴムの場合は、結ぶことで局所的に強い力がかかるので、長期収納では結び目を作らずに固定する方法を優先してください。輪ゴムで束を締める場合も、素材そのものを圧迫しないことが大切です。

整理を続けやすくするには、留める強さよりも「さっと外して元へ戻せること」を重視するのがおすすめです。

何メートルもあるゴムは買ったときの巻きのままでよい?

購入時から紙管や台紙に整然と巻かれているものは、端がほどけない状態であれば、必ずしも巻き直す必要はありません。むしろ長い素材を一度全部ほどくと、巻き直す手間と絡まる可能性が増えます。

元のパッケージに幅や材質が記載されている場合は、その情報を残しておくと便利です。途中まで使った後にほどけやすいようなら、端だけ紙帯などで留めておきましょう。

購入時の巻きが極端にきつい、板が折れているなど気になる点がある場合に限り、適切な大きさの巻き板へ移す方法を検討します。

収納容器は透明タイプと不透明タイプのどちらがよい?

中身を探しやすいのは透明タイプですが、収納場所に光が当たる場合は不透明の引き出しや箱のほうが管理しやすいこともあります。透明ケースを使うときは、日光の入らない戸棚の中へ置くなど、置き場所を工夫してください。

色や太さを一覧したい方は透明ケース、開け閉めする回数が少なく長く保管する方はラベル付きの不透明ケースという選び方ができます。どちらを使う場合も、直射日光・高温多湿を避け、ゴムへ余計な力をかけないことが優先です。

見た目のおしゃれさだけで選ばず、使うたびに迷わず戻せる形にすることが、結果的に絡まり防止につながります。

「専用品を買うほどではないけれど、絡まりをなくしたい」という場合は、まず厚紙の巻き板と小袋だけで整理してみてください。材料が増えてから仕切りケースを追加しても遅くありません。

ゴム・紐を絡まないように収納するためのまとめ

まとめ
まとめ

ゴムや紐を絡まない状態で保つには、種類ごとに分け、ゆるく巻き、端を固定するのが基本です。平ゴムは幅に合う巻き板、細い丸ゴムや紐は小型のボビンやゆるい輪、短い余りはラベル付きの小袋というように、形と長さに合わせて使い分けると整理しやすくなります。

収納用品を購入する場合は、巻き板やケースの内寸、素材の取り出しやすさを先に確認しましょう。ゴムは強く引っ張ったまま巻かず、直射日光や高温多湿を避けて保管することも大切です。最初は家にある厚紙や容器から始め、量が増えたときに必要な道具を追加すると無駄なく整えられます。

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